就職活動:第一志望は嘘でいい?(優先順位のつけ方を教えます。)
こんにちは、もつにこみです。
面接で第一志望と嘘をついていいのか不安
そもそも第一志望がないけど大丈夫なの?
そんな悩みを抱えてる方はいませんか?
今回は、そんな方に向けて『第一志望』をテーマにお話しします。
記事でわかることは以下の通り!
目次で見るとこんな感じです。
本記事を書いている「もつにこみは」大学2年から就活を始め、
コロナ禍の中5社の内定を得た経験があるので、情報の質の担保になるかと思います。
それでは早速行ってみましょう!
■第一志望は嘘でいい?
早速ですが気になる問いに答えましょう。
『第一志望は嘘でいいです。』
もっと言うと、
『第一志望は無くていい』と私自身は思っています。
というのには2つの理由があります。
1つ目は、『第一志望と言わないと落ちるから』
2つ目は、『第一志望は変化するものだから』
です。
企業側は、多くの資金をかけて採用活動を行っているので、
選考を通しても他に行くリスクが高いなら通しません。
実際、かなり手ごたえがあった面接なのに、ここを馬鹿正直に答えて
選考落ちになったことが1度あります。泣
また、社会人経験が無い私たちにとって、
「第一志望の選定」「理想の企業の決定」はとても難しいです。
実際、自分も就活の時は「ここに行きたい!」という企業がコロコロ変わってました。
これらの理由から、「第一志望は無くていい」とおもいます。
この章のまとめです。
・第一志望ではなく、第一志望『群』で捉える。
さあ、ここで
『第一志望群』という言葉が出てきましたが、いったいなんでしょう?
♢第一志望『群』で見る。
聞きなれない言葉だと思いますが、これは
『第一志望を複数社持つ』という意味です。
私の場合だと、第1~第3志望群くらいまでに割り振って管理をしてました。
第一志望群で5社くらいあったと思います。
考え方としては、もともと第1~第3に割り振るというより、
すべて第一志望群からスタートして、選考の中で
第1~第3に「分けられていく」というイメージ。
これをする一番のメリットは、
第一志望が複数あるので、ダメになっても精神崩壊を免れる。
ということ。
また、『嘘をついていいのか?』の話じゃないですが、
第一志望群はすべて第一志望と言い換えることが出来るので、
「うちが第一志望?」と聞かれたときに心置きなく「Yes!」と返せるのもいいです。
(精神衛生上、罪悪感は無い方がいいに決まってます。)
実際、自分自身も、
「第一志望群」という考え方を知ってから、だいぶ楽になりました。
皆さんにも、是非この考え方を取り入れてほしいと思います。
♢第一志望があるメリット
さて、ここまで私は、
「第一志望は無くていい」という考え方をお伝えしてきましたが、
決めておくことにメリットが無いわけではありません。
決めておくことの1番のメリットは、
『目的の企業にコミットした就活が出来る。』という点です。
第一志望が自分の中で決まっていれば、
企業分析や面接対策、情報サイトでの情報集めなどを優先的に時間を使いやすくなるため、効率的に就活を戦えます。
実際、自分のまわりにも
○○という企業にそうしてもいきたいから、徹底して情報収集&対策を進め
効率的に突破した友人もいるので一概にこちらが悪いとは言えません。
ただ、そういった人は
2年からのインターンや長期のインターンなどで、企業と長い付き合いをしているのも事実。
これらの理由から、
・自分が、どういてもいきたい企業がある方。
・長い時間をかけて、企業のいい部分悪い部分を知った上で希望する方。
そういった方は、第一志望に1点集中で就活を行う方法をおすすめします。
♢第一志望があるデメリット
デメリットは、単純で
『落ちた時にそのままフェードアウトしやすい』
ということです。
いままで、モチベ―ションにしていた企業に落ちてしまうショックは相当です。
僕自身も、初めて企業から選考落ちを食らったときは、
その後1ヵ月は、就活とまともに向き合えませんでした。
こういった、事態も想定して
第一志望を決める場合でも、
・他企業も選考に参加はしておく事。
・就活のなるべく早い段階で「選考落ち」を経験する事。
をおすすめします。
■優先順位のつけ方
というわけで、今回の記事では徹底して
『第一志望の企業は決めなくていい』という主張を貫いてきました。
しかし、そうはいっても
・どんな企業にエントリーしするかの意思決定
・複数社内定をもらった後の、意思決定
など、様々なタイミングにおいて私たちは『優先順位』をつける必要があります。
ここからは、そんな優先順位のつけ方、企業の選び方についてお話しします。
♢優先順位のつけ方
これは段階ごとに3つの手順があると思います。
↓
②企業分析 <企業の選定>
↓
③自身の価値観&福利厚生 <複数社内定後の選定>
イメージとしては、
①~③にかけて、徐々に企業数が絞れてくる感じです。
ここからは、それぞれの段階でやることを
簡単に解説していきます。
♢業界分析
ここでやることは、業界ごとの動向のチェックと分析です。
この段階で、ある程度業界を絞ることで
企業分析する企業を減らすことが出来ます。
ファーストステップではありますが、その後の動きを決める
重要なフェーズに当たります。
こちらを詳しく解説した記事がこちらになるので、是非参考にしてみてください。
♢企業分析
ここでやることは、企業ごとの理念や活動のチェックと分析です。
ここでの分析は、企業の選定になるのはもちろん
面接の対策にも繋がります。
早いうちから進めていて損することは無いです。
この段階から、「第一志望群」を意識し始めるといいです。
こちらを詳しく解説した記事がこちらになるので、是非参考にしてみてください。
(急ピッチで作成予定)
♢福利厚生
これは、第一志望群から複数の内定を得られた際の判断基準です。
第一志望群にあるということは、どの企業も最低限の価値観とのマッチや、
強みが活かせる環境があるという事。
ここまで来たら、福利厚生面の良し悪し、
自分の価値観との再確認をして、気持ちの良い選択をこころがけるだけです。
こちらに関しては、自己分析で調べた価値観との相違が無いかでチェックするといいと思います。
自己分析の記事はこちらからどうぞ!
■まとめ
今回の記事では、
『第一志望は嘘でいい』
『第一志望は無くていい』
というアドバイスから始まり、
『優先順位のつけ方3つの手順』
を一緒に見ていきました。
第一志望が無くていいのかわからない。
そんな悩みを抱えていた人の、もやもやが少しでも晴れたならとても嬉しいです。
また次回の記事でお会いしましょう!